貧困大国アメリカII
『ルポ 貧困大国アメリカII』 堤 未果 岩波新書 (ISBN978-4-00-431225-3)
前著『貧困大国アメリカ』が書かれた後、アメリカ国民の「Change」への期待を一身に背負ってオバマ大統領が誕生した。彼は核軍縮、医療保険制度改革などを公約に掲げ、行き過ぎた市場主義により貧富の格差が広がったアメリカ社会にも歯止めをかけるものとリベラル派の期待を一身に背負っていたわけだったが。残念ながら、状況は悪化する一方で、大統領の支持率は50%を切るまでに低下している。
公教育、社会保障、医療保険、刑務所といったものまでが投機の対象となり、搾取されるのは貧困層から中産階級にまで波及してきている。
元からアメリカという国は好きじゃなかったけど、こういうルポ読むと、ほんとアメリカの大企業や金融大手の幹部、ロビイストの連中など反吐が出るわ。
ただ、そういうわかりやすい悪だけでなく、エピローグ~あとがきで触れている、なぜオバマに替わって誰もがChangeを疑わなかったのに前より状況悪化しているのか考えることは、日本にとっても非常に重要なはずだ。
「一番こわいのはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうこと」という、被取材者で医療破産した女性の言を引用しておきたい。
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p.s. サッカー系のニュースより
このバカタレが。
きのうの決起集会の席でもこの話題がでましたが、キツイなぁ…… なんとかリハビリ頑張って、再びピッチに立てるといいのですが。
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